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2011年12月20日火曜日

FreeBSDにRed5をインストール

FreeBSDにRed5をインストールする方法を書きます。

環境

  • FreeBSD : 8.2 (Portsインストール済み)
  • Red5 : 0.9.1 Final
  • Java : OpenJDK6

はじめに

※ PortsからJava(OpenJDK6)を入れることを前提に書きます。

当初、バージョン7.1にRed5を入れる予定でしたがOpenJDK6のパッケージのインストールでエラーを吐きインストールできない問題がありました。インストールは7.0、8.2ではエラーは出るものの、エラーログに従い対処した結果、インストールに成功しました。
エラーログに従い行ったことを以下にまとめます。
/usr/ports/distfiles/に以下のファイルを追加。
  • tzupdater-1_3_42-2011k.zip
  • diablo-caffe-freebsd7-i386-1.6.0_07-b02.tar.bz2

Portsの更新

以下のコマンドはPortsの更新が初めての場合。
更新はどこの階層で行ってもいいです。※ただし/usr/ports/の中では行わないように。
#portsnap fetch
#portsnap extract

2回目以降の更新は以下のコマンドで。
#portsnap fetch
#portsnap update

OpenJDK6(Portsパッケージ)のインストール

$cd /usr/ports/java/openjdk6/
#make fetch-recursive
#make config-recursive
#make install

Red5のインストール

インストールするのは安定版(2011/12/20現在)である0.9.1 Finalを選択。
$fetch http://trac.red5.org/downloads/0_9/red5-0.9.1.tar.gz
$tar xvfz red5-0.9.1.tar.gz
$mv red5-0.9.1 red5
$mv red5 /usr/share/

Red5の実行

$cd /usr/share/red5
$sh red5.sh

http://IPアドレス:5080にアクセスし、こちらのような画面が出れば成功。

PC起動時にRed5を起動させる

起動スクリプトは様々な方法がありますが今回は以下のように行いました。

スクリプトファイルを作成

"&"を付けバックグラウンドで実行するようにします。

vi /etc/rc.d/red5
#!/bin/sh
sh /usr/share/red5/red5.sh &

rc.confを編集してスクリプトファイルを有効にする

以下を追加します。

vi /etc/rc.conf
 
red5_enable="YES"
 

バッチファイルを編集する

通常であればこの部分は必要ありませんが、Red5は .sh があるディレクトリで実行しなければならないためこの操作が必要になります。

vi /usr/share/red5/red5.sh
#!/bin/bash

if [ -z "$RED5_HOME" ]; then
  #export RED5_HOME=`pwd`;
  export RED5_HOME="/usr/share/red5";
fi

… 以下省略 ...

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