サーバはデフォルトの CentOS 5 (x86_64) です。
導入は以下のように行います。
OpenJDK のインストール
Red5 は Java で動作するため Java のインストールが必要です。今回は OpenJDK を選択しました。# yum -y install java-1.6.0-openjdk java-1.6.0-openjdk-devel以下のコマンドで Java のバージョンを確認できます。
# java -version java version "1.6.0_20" OpenJDK Runtime Environment (IcedTea6 1.9.10) (rhel-1.23.1.9.10.el5_7-x86_64) OpenJDK 64-Bit Server VM (build 19.0-b09, mixed mode)
Red5 のインストール
今回は Subversion を使わずに、wget でファイルをダウンロードします。ダウンロードしたあとは、解凍し、/usr/local/ に移動させます。
$ wget http://trac.red5.org/downloads/0_9/red5-0.9.1.tar.gz $ tar xvfz red5-0.9.1.tar.gz # mv red5-0.9.1 red5 # mv red5 /usr/local/さくら VPS の IP アドレスとポートでブラウザからアクセスし、起動できることを確認します。
http://さくら VPS の IP アドレス:5080/
起動できていない場合は以下のコマンドで実行させてください。
/usr/local/red5/sh red5.sh
Red5 の簡単起動・確認ツールのインストール
こちらに起動スクリプトが提供されておりましたので、このファイルを使って Red5 を /etc/init.d/ から起動・停止、また Red5 の状態を確認できるよう設定します。以下のコマンドでファイルをダウンロードし、/etc/init.d/ に移動させます。
$ wget http://www.sohailriaz.com/downloads/red5.txt # chmod +x red5.txt # mv red5.txt /etc/init.d/red5以下のコマンドで Red5 を起動・停止ができるようになります。
# /etc/init.d/red5 start # /etc/init.d/red5 stopまた以下のコマンドで Red5 の状態を表示できます。
# /etc/init.d/red5 status red5 (pid 5336) is running...
Red5 を起動スクリプト管理対象へ追加する
以下のコマンドで Red5 を起動スクリプト管理対象へ追加します。2 つ目のコマンドはその確認表示コマンドです。# /sbin/chkconfig --add red5 # /sbin/chkcocfig --list red5
ポートを開ける
Red5 を扱う際に最低限 開けるポートは以下の 2 つです。- 5080 : Red5 の既定ポート番号
- 1935 : RTMP のポート番号
ポートの設定に関しましては「さくら VPS + CentOS 基本的な設定 まとめ」の「ファイアウォールの構築」を参照してください。そこで編集した etc/sysconfig/iptables に以下のように上記のポートを追加します。
# vi /etc/sysconfig/iptables : -A RH-Firewall-1-INPUT -m state --state NEW -m tcp -p tcp --dport 5080 -j ACCEPT -A RH-Firewall-1-INPUT -m state --state NEW -m tcp -p tcp --dport 1935 -j ACCEPT設定を反映させるため iptables を再起動します。
# /etc/rc.d/init.d/iptables restart
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